パパの、パパによる、パパのための働き方研究所

二児の娘のパパによる働き方実践録。幸せな働き方をいろんな角度から探ります。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

経理屋のワーク・ライフ・バランスを自ら実践

来週から会社勤めに戻るということで、 今いろいろと準備を進めています。 何より、社会福祉法人の経理自体が 未経験なので、今日専門書を紀伊國屋書店で 2冊ほど買ってきました。 改めて振り返ってみると、現時点で 私はビジネスを興す器ではなかったのでし…

来月から経理の仕事へ戻ります

この度、社会福祉法人の経理担当として 働くことになりました。 会計事務所から中堅メーカー・中小卸会社を経て、 今度は未知の世界である社会福祉法人。 社会福祉法人は事業会社と違っていろいろと独特な 処理が多く、会計ソフトも未経験なPCAなので しばら…

【3年前の今日】「ワークスタイル・リノベーション勉強会」開催

3年前の今日、福岡市内で 「ワークスタイル・リノベーション勉強会」 と銘打った勉強会を開催しました。 最初に、テレワークマネジメント社の田澤由利社長による テレワークの有用性についての講演。その後、グループに分かれて それぞれのテーマについてデ…

働き方を自分で選び取る勇気を持つ

組織に属して働く、いわゆるサラリーパーソン。 日本の雇用者の割合(役員を除く)は約83.2%で、 ほとんどの人がどこかしらに勤めている形です。 ※平成26年度総務省労働力統計調査より。 雇われの身だと、自分の意向を上司や経営者に伝えるのは なかなか難…

時代に合った働き方をデザインしよう

西日本新聞の新聞記者による、1ヶ月間「ノー残業」に 挑戦した記事が紹介されています。 www.nishinippon.co.jp 最初は染みついた習慣を取り除くのが難しかったようですが、 帰宅して見つけた夕方の光景を記事にできたことで 日常(ライフ)と仕事(ワーク…

お金の知識があなたの働き方を支えてくれる

私は大学を卒業してからの2年間、 税理士試験の勉強に専念していました。 試験そのものは最終合格せず 途中でドロップアウトしましたが、 その勉強で得られた知識は 私の人生において大きな力になっています。 たとえば所得税法の扶養控除。 70歳以上の老親…

副業が奨励される時代~優秀な人材は複数の顔を持っている

これまで日本の企業では、本業に専念してもらうために 従業員の副業を就業規則で禁じることがほとんどでした。 それがリーマン・ショックをきっかけに、 可処分所得の減少を従業員自身で補わせるべく 副業を認めるようになってきました。 一方で、働き方の選…

サラリーマンよ、早まるな!〜雇われない働き方は決して「自由」ではない

数年前から起業を奨励する機運が高まっています。 週末起業、 好きを仕事にしよう、 自分らしい働き方へ、 雇われない生き方がカッコいい、 独立すれば自分一人で仕事ができる、 等々。 いかにも耳障りのいい言葉が並んでいますね。 巷では、会社勤めがさも…

やりたいことや制約があるからワーク・ライフ・バランスが必要

私が20代で独身だった頃、 遅くまで残って仕事をしても平気でした。 他にも遅くまで残っている人がいましたし、 頑張っている自分に酔いしれていたような気がします。 (今思えばとても恥ずかしい…) 結婚して子どもが生まれてからは、 その日やるべき仕事が…

太く短く働くか、細く長く働くか~働き方の選択肢は多いほうがいい

日本の労働基準法では、 一日の労働時間を8時間以内、 週の総労働時間を40時間以内と定めています。 ここ最近、一日の労働時間を10時間にすることで、 週休三日制にする企業が注目を浴びています。 www.nishinippon.co.jp ユニクロを展開するファーストリテ…

子連れ勤務は一時的な働き方と捉えるべき

子連れ勤務。子どもを保育園や学校ではなく、 職場に連れて行って仕事をする働き方のことです。 西日本新聞の「変わるワークスタイル」という特集で、 子連れ勤務について取り上げられていました。 www.nishinippon.co.jp また、NHKでも先月特集番組が放送さ…

中小企業におけるテレワークの実現可能性を考える

ICTツールやクラウドサービス等の発達により、 オフィスではなく自宅や出先で仕事をすることが 可能になりました。 今年は政府がテレワークを本格的に普及させたいためか、 テレワークに関するニュース記事が連日流れています。 toyokeizai.net この記事では…

【書評】『「学力」の経済学』(中室牧子著)

本日読了した本はこちら。 思い込みで語られがちな日本の教育において、 エビデンス(科学的根拠)の必要性を教育経済学の観点で説いたものです。 『「学力」の経済学』 中室牧子著、ディスカヴァー・トゥエンティワン ゲームは子どもに悪影響? 教育にはい…

女性の社会進出→地域活動は男性も担うべき

今日はPTA主催の学校行事が小学校であり、PTA役員として一日手伝いへ行ってきました。日曜日開催だったため男性メンバーのほとんどが参加できましたが、平日夜に行われる会議に参加できるのはその半分と言ったところ。会社勤めだと早く帰るのがなかなか難し…

【ニュース記事】女性登用を企業間で比較 政府、管理職比率など公開へ

女性の活躍を三本の矢の一つと位置づける政府が、 来年2月をめどに女性の登用に関する取り組み状況を情報公開するとのことです。 ●女性登用を企業間で比較 政府、管理職比率など公開へ www.nikkei.com 比較公表するデータは、女性の管理職の割合のほか (1)…

日本人の働き方は本当に9割もヤバいのか

本日、この本を読み終えました。 『日本人の働き方の9割がヤバい件について』 谷本真由美(@May_Roma)著、PHP研究所 元国連職員でイギリス在住の著者が、日本人の働き方がグローバルな世界の中でいかに取り残されているかについて、いろんなデータを基に持…

ブラック企業から自分の命を守ろう

異常な長時間労働を強いる、パワハラ(パワーハラスメント)が行なわれるなど、劣悪な労働条件を強制し、従業員を酷使する「ブラック企業」。皆さんの周りでもそんな職場がありませんか?もしかして、今まさにブラックな所で働いている方がいるかもしれませ…

最初に就く仕事にベストな選択肢はあるのか

質問です。 皆さんは子どもの頃、大人になったら何になりたいと思っていましたか? 自分の幼少の頃を振り返ると、自分が知っている範囲の職業しか思いつきませんでした。学校の先生、警察官、将棋の棋士、パイロットなどなど。子どもの頃に描いた夢を本当に…

保育園義務教育化による3つのメリット

先日、ニュース記事で衝撃的なタイトルを目にしました。 「保育園義務教育化」というものです。 www.nikkei.com 既存の幼稚園はどうするのとか、そもそも働いていない人は預けられるのかなど、いろいろと考えればキリはありませんが、「義務教育化」という言…

少子化・未婚化それぞれに応じた女性就労支援策を

日本は、諸外国の中でも猛烈な勢いで少子高齢化が進んでいる「課題先進国」です。2060年には人口が9千万人を割り込み、65歳以上の高齢者が5人に2人の時代になると予測されています。 こうした状況の中、取るべき施策を考えてみましょう。 1.現在結婚してい…

ローカルの世界に即した女性活躍の取り組みを

九州の地方都市に住んでいると、中央のマスメディアから発信されている情報に対する違和感を感じることがときどきあります。私が以前から取り組んでいる「ワーク・ライフ・バランス」という言葉も然り。 都会では親との近居や同居のケースが少ないため、地方…

夫婦の会話を8年間積み重ねて見えてきたもの

先日、8回目の結婚記念日を迎えました。 この8年間を振り返って唯一良かったなと思うのは、 忙しい状況でも夫婦の会話の時間を取る努力を怠らなかったことです。 結婚した当初で慣れない土地での孤独感だったり、 第一子が産まれた後の子育ての疲れだったり…

介護の状況を早めに職場へ伝えよう

介護が必要な高齢者は今や600万人を超えました。 介護と仕事の両立は誰にでも起こりうる問題です。 働きながら親の世話をするには職場のサポートが不可欠。でも、自分が介護に関わっていることを勤務先の上司や同僚に話せずにいる人は思いのほかたくさんいま…

イクメンは女性が無理なく働くための必要条件

共働き世帯が片働きよりも主流になった今、女性の家事や子育ての負荷は以前よりも輪をかけて重たくなっています。夫の帰りが遅い場合、晩ごはん作りから入浴・台所の片づけ・子どもの宿題や遊び相手・寝かしつけに至るまで、ほぼ全ての家事を女性が一手に引…

自動運転車で変わる道路の未来

トヨタ自動車が、高速道路上で車線変更や合流・追い越しが自動でできる市販車を2020年頃に発売すると発表しました。 www.nikkei.com グーグルが自動運転車の走行実験を行っているのは以前から報道があっていましたが、自動車メーカーとしてここまで開発が進…

自分自身を救うためのライフワーク

私が「働き方の見直し」のテーマに出会ったのは今から5年前、子育てをテーマにしたまちづくり活動の中でファザーリング・ジャパンという父親の子育て支援を行うNPOを知ったのがきっかけでした。 自身のワーク・ライフ・「アン」バランスだった働き方もさるこ…

誰しも確実にやってくる介護の問題

皆さんに質問です。 皆さんの親御さんは現在おいくつでしょうか? 60代という方もいれば、70代、80代という方もいらっしゃると思います。 では次の質問。 親御さんが介護の必要な状態になったとき、誰がケアしますか? これまで日本社会では、「子の配偶者」…

企業の平均寿命<個人の勤続年数という事実

東京商工リサーチの調査によると、2014年の倒産企業の平均寿命は23.5年。新卒で就職しても、定年を迎える前に倒産の憂き目に遭う可能性が高いと言えそうです。 一昔前であれば、出世のためにその会社固有のキャリアを積んでいってもどうにか通用していました…

女性は本当に「活躍」したいのか

女性のキャリアについて語られるとき、必ずと言っていいほど出てくる言葉があります。そう、「女性活躍推進」です。 女性が情熱をもって仕事に取り組んでも、キャリアアップの段階で男性になぜか差をつけられてしまう。女性というだけで不当な差別が存在して…

時代を見据えたキャリアデザインを

前回のエントリーで、技術革新が我々の仕事にもたらす影響について書きました。今回はその続きで、どういう働き方を選択するのかというキャリアデザインについて。 まず前提として、キャリアデザインに正解はありません。基本的に自分のやりたいことをやれば…