パパの、パパによる、パパのための働き方研究所

二児の娘のパパによる働き方実践録。幸せな働き方をいろんな角度から探ります。

企業の平均寿命<個人の勤続年数という事実

東京商工リサーチの調査によると、2014年の倒産企業の平均寿命は23.5年。新卒で就職しても、定年を迎える前に倒産の憂き目に遭う可能性が高いと言えそうです。

 

一昔前であれば、出世のためにその会社固有のキャリアを積んでいってもどうにか通用していました。しかし変化の激しい昨今、働く側としては一生同じ組織で働き続けるというゴールを捨て、他の組織でも通用するスキルや付加価値を積み上げていく必要があります。

 

一方、雇う側である会社としてはどう考えるべきでしょうか。

働く側の意識が多様化している今、旧態依然とした考え方で人を雇用すると価値観が合わずにお互い不幸な状態になります。であれば、会社としてのビジョンを雇用者に対してはっきり打ち出していくことで、自社の価値観にマッチした人材が定着することにつながるはずです。

 

経済環境の劇的な変化と企業および個人の意識、労働に関する各種法令とのギャップが以前にも増して顕著になっています。企業と個人のよりよい関係について、もう少し掘り下げて模索していきたいと思います。