パパの、パパによる、パパのための働き方研究所

二児の娘のパパによる働き方実践録。幸せな働き方をいろんな角度から探ります。

最初に就く仕事にベストな選択肢はあるのか

質問です。

皆さんは子どもの頃、大人になったら何になりたいと思っていましたか?

 

自分の幼少の頃を振り返ると、自分が知っている範囲の職業しか思いつきませんでした。学校の先生、警察官、将棋の棋士、パイロットなどなど。子どもの頃に描いた夢を本当に実現するイチローみたいな方はごく少数で、私含め大半の方は高校生になると現実を知り進路を決めていくことが多いと思います。

 

ちなみに私は、

・小学生:学校の先生→将棋のプロ棋士

・中学生:エンジニア

・高校生:学者→税理士

・大学生:起業家(ベンチャー企業就職)→税理士

という感じでした。

 

税理士という職業は、身近にロールモデルがいたという訳ではなく、叔父が何かの折に「おまえは税理士が向いていると思うよ」と言ってくれて初めて知りました。そんな何となくという動機だったにもかかわらず、高校3年生の頃から税理士への道を意識するようになり、大学卒業後も働きながら試験勉強を続けるようになります。

 

最終的には試験勉強を断念しましたが、叔父が言ってくれたアドバイスは間違いではなかったらしく、経理の仕事は自分でも向いていると思えるようになっていきました。その後、「自分はこの仕事を一生やっていきたいのか」という思いが芽生え始め、今は経理の世界から離れています。

 

高校や大学の頃から明確なキャリアプランがあるに越したことはありませんが、自分のやりたいことはいろいろと変わりますし、何より世の中の変化のスピードが早い。大人でさえ5年後・10年後が見通しにくいのに、ビジネスの社会に出ていない学生が分かるのはほんの一握りです。

 

ということで、最初は自分の可能性をなるべく広げてくれそうな仕事に就くのが一番かなと。若いうちは制約がなく、とことん仕事にのめり込むことができます。その上で、やりたいことが見つかればフィールドを変えてもいいと思います。いろんな経験を積み重ねている人は人生のピンチにも強いです。

 

f:id:work-shift:20151014230141j:plain