パパの、パパによる、パパのための働き方研究所

二児の娘のパパによる働き方実践録。幸せな働き方をいろんな角度から探ります。

普通のサラリーマンパパが身につけておくべき3つの家計防衛術

本日読了した本はこちら。 

 

誰しも興味がある「お金」というテーマについて、

労働者としてお金に振り回されない生き方を指南しています。

 

『お金に強くなる生き方』佐藤優著、青春出版社

 

アベノミクスの恩恵は大企業や資産家だけで、

中小企業で働く大半の労働者にとっては

ほとんど実感がありません。

 

企業の業績が回復しても、労働者への分配は

ほとんどなされていないのが現状です。

 

かと言って、先が見えないからと

安易に転職や起業をしてはいけないとも。

 

隣の芝生は青く見えがちですが、

転職しても状況はそんなに大きく変わらない。

まして起業すると、格段にリスクが高まります。

 

今の仕事を細く長く続けることが

最終的には幸せになれる可能性が高い

著者は主張しています。

 

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私も著者の意見には概ね同意です。

 

多くの自己啓発本に見られる、

 「一生サラリーマンで終わるのか?」とか

 「積極的に投資して資産を増やそう」といった

煽りを真に受けてはいけません。

 

それよりも、入るを量りて出ずるを為す

自分の収入の範囲内で生活するほうがよほど賢明なのです。

 

そこで、サラリーマンの私がこれまで実践してきた

家計防衛術をいくつかご紹介しましょう。

 

1.通信費・・・格安SIMスマホ+ガラケーを活用

時の総理大臣が携帯会社に文句をつけるほど、

最近の携帯電話の通信費は著しく高くなっています。

 

「通信品質を勘案すれば諸外国よりむしろ安い」

なんていう反論もあるようですが、

払わなくていいコストを払っていることに

変わりない訳です。

 

ちなみに私は、

格安SIM(IIJmio)をSIMフリースマホ(Zenfone5)に挿して

使っています。月10GBで3枚のSIMが使えて月額2,765円です。

契約期間の縛りもないため、精神衛生上とても良いですよ。

 

これが携帯キャリアのスマホだと、概ね7千円程度は必要

MNP契約だとキャッシュバックやらいろいろありますが、

2年間契約が縛られるので約17万円払い続けることになります。

 

なお、ガラケーはauの一番安いプランSSシンプル。

月1,000円分の無料通話がついて月額1,008円です。

キャリアメールとネット契約は解約し、

必要に応じてSMSを活用しています。

 

ガラケーとの2台持ちはやや面倒ですが、

慣れればなんてことはありませんよ。

 

2.生命保険料・・・必要最小限の死亡保障のみ

以前はがん保険も契約していましたが、

がんの発症リスクや治療形態の変化をふまえ

いったん解約。

 

今はネット系生保の死亡保障のみ契約中です。

 

生命保険はあくまで、

「万が一のリスク」を避けるための手段に過ぎません。

 

必要以上に保険の契約をしているのであれば、

保険のリストラに着手することをオススメします。

 

3.車両費・・・首都圏なら持たない、地方は1台で

我が家は現在普通車1台体制です。

 

以前はもう1台所有していたのですが、

電車で通勤するようになって稼働率がすこぶる低くなり

2回目の車検を迎える前に売却処分しました。

 

首都圏であれば、必要な時だけレンタカーや

カーシェアリングを活用するのが賢い選択。

 

地方都市だと、公共交通機関が十分でないため

1台だけ所有して何とかやりくりしていきましょう

 

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支出を減らせば結果としてお金が貯まり、

仕事面で余計なストレスを抱えなくて済みます。

 

お金に振り回されない生き方・働き方をしていきたいですね。