被災した実家に初対面〜築30年の木造住宅はやはり弱かった

今回の熊本地震で被災した実家。

写真では事前に見ていたものの、

実際に目の当たりにするのは

初めてでした。

パッと見た感じでは、

以前とほとんど変わりなし。

致命的な傾きや倒壊はありません。

ちなみに左上のベランダの屋根がない

のは、今回の地震ではなく以前きた

台風で飛ばされたためです。

しかし、玄関から中に入ると

ガラッと印象が変わります。

左手にあった土壁が剥がれ落ち、

辺りは壁材だらけになっています。

このまま土足で上がるしかありません。

地震の揺れの影響で、トイレのドアが

開かなくなってしまっています。

浴室へ続くドアも同様に開かなかった

ようですが、中に入れないため無理やり

こじ開けたようです。

階段を上がると、祖母の部屋にある

タンスがベッドへまともに覆い被さって

しまっています。

最初の地震で悪い予感を感じた私が、

祖母を別室へ移すよう強く促した

おかげでなんとか無事で済みました。

築30年で古い設計の木造住宅ということ

もあり、今回の地震で家のあちこちに

地震による損傷が発生しました。

外形的には問題ないものの、

安全な家にするためには相応の出費を

覚悟しなければなりません。

今後私自身がリタイアした後の終の棲家

という可能性を含め、修理をやるか

どうかじっくり時間をかけて考えていく

ことになりそうです。