基本給そのままで労働時間を短縮するという経営戦略

今日の日経新聞に、

ちょっと面白い記事が

紹介されていました。

◎味の素、所定労働時間を1日20分短縮

「ベア1万4千円相当」

www.nikkei.com

これまで春闘といえば、

労働組合が賃金の定期昇給を

要求し、会社が業績に応じて

折り合うという流れが一つの

風物詩でした。

それが今回、味の素社が

所定労働時間を１日あたり20分

短縮すると決定したのです。

基本給は変わらないままで

労働時間が短くなるため、

実質的に月1万4千円以上の

ベースアップに相当するとのこと。

その理由として、食品会社の

世界トップ10入りを果たす

ために多様な人材が活躍できる

ようにするため、としています。

少子高齢社会の時代では

働ける人を探し出すのが

非常に難しくなります。

このような切り口は、味の素

のような大企業だけでなく、

中小企業も取り入れる余地が

大いにありそうですね。

子育て中のパパとして、

こんな考えを持つ会社が増え

たら子育てがもっとしやすく

なるだろうなと感じました。

保育園のお迎えにも

余裕で間に合いそうです。