おねえちゃんのもの、わたしのもの
我が家では、
姉妹ケンカがよく勃発します。
きっかけはごく些細なこと。
よくあるケンカの原因が、
7歳の長女が遊んでいるオモチャを
3歳の次女が自分も遊びたいものの、
譲り合いがうまくいかなかったときです。
今夜もほどなくして、子どもたちの
言い争う声が聞こえてきました。
長女が持っていたビー玉、
次女も同じように遊びたい。
最初は「か〜し〜て〜」と言えました。
それに対して長女は、まだ遊びたいから
「もうちょっとまっててね」。
何度か「か〜し〜て〜」と言っていましたが、
なかなか長女が手元から離さないため、
しびれを切らした次女は実力行使。
そこでパパとママが仲裁に入ります。
ママ「◯◯ちゃん(=長女)が小さいときは、
◯◯ちゃん一人しかいなかったから
“かして”って言わなくても
思う存分遊べたんだよ」
パパ「△△ちゃん(=次女)は、
目の前にオモチャがあっても
“かして”って言う必要があるよね。
△△ちゃんも我慢しているんだよ」
一人っ子のときは、気兼ねなく自由に
目の前のオモチャで遊ぶことができます。
でも、きょうだいができると、
お互いに我慢することを覚える必要がある。
自分が小さかったときとの条件の違いを、
7歳児がはたしてうまく理解できたでしょうか。
一気に理解できるのは難しいでしょうから、
気長に根気強く伝えていきたいと思います。