パパの、パパによる、パパのための働き方研究所

二児の娘のパパによる働き方実践録。幸せな働き方をいろんな角度から探ります。

町内会は誰のためにある?若い世代が参加したくなる仕組みを考えよう

今日は仕事帰りの後、

そのまま町内会の役員会へ。

体育部委員として会議に参加しました。

 

私が住む地区は、

引っ越してきた当初町内会がなくて

地域のことが何も分からない状況でした。

 

それが、町内にある病院の建て替えを

きっかけに機運が一気に高まり、

今春ようやく町内会が設立したのです。

 

今日の議題は主に、

本年度の活動報告と

次年度の役員選定、そして

新規会員の勧誘促進について。

 

この地区は宅地化されて比較的新しく、

他所から移り住んできた人が大半です。

 

戸建ての世帯はほぼ参加しているものの、

賃貸アパートだと入れ替わりが激しい

こともあって、参加世帯は2,3割程度。

 

町内会に参加するメリットよりも、

参加したことによるデメリット

嫌ってい可能性が高いと言えそうです。

 

私が今年度町内会の活動に携わって、

こういう点を変えていけばいいと思う点を

いくつかあげてみます。

 

1.役員にならなくてよい会員制度の創設

今日の議題の中で、

「今年度に設置した防犯灯の電気代を

未加入世帯から徴収できるか」

というものがありました。

 

本来なら受益者に対して

公平に分担を求めたいところですが、

町内会員でもないのにただ負担してくれと

言われても多分難しいでしょう。

 

そこで、役員にならなくていい代わりに

会費を低めに抑えた新しい町内会員制度を

創設した上で、防犯灯やゴミステーションと

いった共通費用の負担をお願いす形は

どうかと提案した次第です。

 

2.町内会の活動状況を逐一発信

PTAも同じような問題を抱えていますが、

どんな活動をしているのか分からないのが

参加のハードルを上げている大きな要因

だと思っています。

 

役員として活動していること、

町内会として取り組んでいること等を

目に見える形で逐一情報発信していくことで、

参加への敷居がもっと低くなるはずです。

 

3.前例踏襲でない、新たな試みの実施

本年度の町内会の活動計画は、

他地区での活動状況を参考にしたようです。

 

当然目新しいものなどなく、

シニア層向けの行事が

町内会行事のほとんどを占めています。

 

これでは若いファミリー層が

町内会に期待したい・積極的に関わりたいとは

到底思えません

 

これまでの活動内容に囚われず、

若い世代に向けた活動計画があれば

活動する人たちはもっと増えると思われます。

 

 

かくいう私も、

最初は全然地域に目を向けてきませんでした。

 

それが、子どもが生まれたことをきっかけに

地域の人たちからお世話になるようになって、

何かしら恩返しをしたいと考えるに至ったのです。

 

町内会がそのためのステージだと思って、

今後も微力ながら関わっていきたいです。

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