子ども行事と仕事のブッキングをいかに乗り越えるか
雨が降りしきる午後、
仕事中にガラケーが
机の引き出し内で振動しました。
メールの発信元は妻。
妻の職場の同僚さんに不幸事があり、
休みの予定だった今週土曜日に
出勤することになったとのこと。
その日は、
次女の保育園の参観日だったのです。
今年7月から年度の途中で入園し、
乳児保育所で来春には卒園する次女。
9月にあった保育参観の際も、
妻は仕事が忙しくて休みが取れず
長女と私だけで見に行きました。
妻が気落ちしているかなと思い、
帰宅早々開口一番に話を切り出すと、
重なる予感は何となくあったとのことです。
3歳の次女は、ママが当日来れないことなど
全く意識することなく、
家の中で発表会の練習の様子を
みんなの前で健気に披露してくれました。
こうしたことは、共働き家庭であれば
どこでも経験することだと思います。
特に、学校や幼稚園・保育園の先生方は、
我が子の行事に参加できないというケースも
日常茶飯事のはずです。
そんなとき、
せめて親のいずれかが参加できれば
子どもはどれだけ嬉しいことでしょう。
そして、
その日のうちに子どもに対して
頑張ったことを精一杯誉める。
どんな気持ちだったかを聴く。
ビデオを一緒に観て感動を共有する。
その空間に立ち会えなくても、
その感動はきっと共有できるはず。
そう信じて、
明後日の発表会を心待ちにしています。