社会福祉法人の事務職が茶道をマスターする意義
昨日は午前中新入社員研修の後、
茶道教室の対応で系列の施設へ。
初めてお茶を点てる経験をしました。
茶道の先生から丁寧に指導していただきながら、
一とおり振る舞うところまで何とか終了。
施設の利用者さんがゲストとあって、
茶室の中は終始和やかな雰囲気でした。
通常、介護の直接関わる介護福祉士や
ケアマネージャーといった専門職の人が
このような茶室の対応をするところを、
当法人ではあえて事務職に経験させています。
それは恐らく以下の理由。
一つは、茶道を経験することによって
人間としての器が大きくなること。
さらにおもてなしの精神も育まれます。
もう一つは、利用者さんと関わる場を
意図的に作ることによって、単に事務作業
ばかりせず常に現場に即した考え方を醸成
することを狙っているのでしょう。
私としても、経理を深く掘り下げるよりも
幅広く仕事をしていきたいと考えていました
ので、当法人のこの方針は納得&賛成です。
仕事をしていると「これって無意味では?」と
思ってしまう場面が多々あります。でも、今一度
「なぜこういうことをしているのか?」
についてじっくり考えてみると、
経営者の本当の意図が見えてきますよ。
皆さんもぜひお試しあれ。