女性の育児休業取得10割を目指そう
先ほどRSSのフィードをチェックしていると、一つ気になるタイトルがありました。
国の調査よりもかなり低い数値。中小企業の実態はこうなのかも。女性は希望者全員取得できるよう手を打とう。/連合調査「4割育休取得できず」 17日に電話相談 - 47NEWS(よんななニュース) http://t.co/8Zgdpzhyyt
— 森 豪 (@moripapa1980) 2015, 9月 15
一方、厚生労働省が今年6月に公表した2014年度の雇用均等基本調査における女性の育児休業取得率の速報値は、前年度と比べて3.6ポイント上昇し86.6%となっています。その差は2割以上。ずいぶん乖離があります。調査の対象に偏りがあるのかもしれません。
連合の調査が中小企業向けだとすると、育児休業を取れない女性が4割いるのは頷ける話です。育休の代替要員が確保しづらい零細企業だと、育児休業を取らずに辞めてくれと言ってくる可能性は大いにあり得ます。
また、働く女性の妊娠・出産に対する社会の意識の変化を「感じない」とする女性も60%を超えたとのこと。人材難に陥っていないから、まだまだ強気な態度を取れるのでしょうね。
しかし、日本の労働人口は着々と減りつつあります。女性が働き続けられる環境を整えておかないと、近い将来会社が成り立たなくなる可能性が限りなく高いです。今から先手を打って対策を取れるかどうかが、企業の未来を左右するカギと言えそうです。