自粛はいらない、ほんの少しだけ配慮を
熊本の地震が発生して
もうすぐ2週間が経過します。
マスメディアの報道も落ち着き、
テレビ画面の中は普段と変わらない
ように見受けられます。
同じような光景は、
FacebookやTwitterといったSNS
でも目につきます。
余震が続いているときは、なんだか
ピリピリしていたタイムライン。
物資が足りてくるようになって、
インフラが徐々に復旧するようになる
につれ、地震があたかもなかったかの
ような投稿をチラホラ見かけるように
なりました。
お店での食事の様子を紹介したり。
誰かとお酒を飲んでいる所を
恥じらいもなく投稿したり。
楽しい旅行の様子を
笑顔の写真付きで解説したり。
別にそれらをやるなとは言いません。
自粛を求めている訳ではないのです。
避難生活で苦しんでいる人がそうした
投稿を見たとき、はたしてどう感じるか。
その思いやりがあれば、
直接被災した人にその投稿が見えない
よう投稿の公開設定を変えればいい。
人の傷口に塩を塗るようなマネは
厳に謹んでいただきたいと願います。